アレルギーはないはずなのに……
食物アレルギーとまではいかなくても〝かゆみ〟が出やすいわんちゃん結構いますが、その原因を特定するのはむずかしいです。食物アレルギーもですがアトピー性ヒフ炎に虫刺されなど、夏は犬にとって一年中で一番〝かゆみ〟に悩まされる時期。
意外なものがアレルゲン（アレルギーの原因）になっていることもあり、何気なく食べさせた１口で掻みが出たというわんちゃんもいますね。
そこで、ついつい与えがちだけど実は〝かゆみ〟を発症しやすい食材をピックアップしました。
かゆみを伴うアレルギーのために〝手作り食〟を始めたのに一向によくならない！！なんていう飼い主さんは、以下の食材をごはん作りに使ってないか確認してみてね。
かゆみの原因になる３つの原因物質
かゆみの原因物質はいくつかあってその代表的なのがヒスタミン！ 私が「鶏肉ばっかりはダメよー！！！」といつもいうのは胸肉ににこの物質が含まれてるからなんです。
そんな痒みの元ととなるヒスタミンが多い食材は鶏肉のほかにも、牛肉、豚肉、ほうれん草、とうもろこし、チーズ、エノキダケ、ナス、バナナなどがあります。
他にもかゆみを引き起こすセロトニンとかアセチルコリンなどの物質がいくつかもあって（これ人間も同じですよ！！かゆみが出やすい人は心当たりないか確認してね）、この代表的な３つの原因物質を含む共通の食べ物があるんです。
それはトマトとニンジンとかぼちゃ！！！
肉もかなりかゆみの元になるんだけど（ヒスタミンだからね〜かゆいよー
）、この３つもどれも犬が好きなものばかりなんです！
プチトマトを毎日あげてるなんていう飼い主さん多いけど、わんちゃんが痒がっててその原因がわからなかったら一度、食べさせたものをメモってみてください。案外かゆみの元を食べさせているかもしれません。
次の記事では、かゆみを軽減させる方法について解説しますね。
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