犬のごはんやおやつで、レバーを日常的に与えていませんか?
お肉同様、いやお肉以上に犬はレバーが大好きです。
一度食べると〝とりこ〟になるワンちゃんは多く、わが家の長寿丸もそのひとり。
犬が肉以上に夢中になるのは「脂」です。
「レバー」はコレステロール値が、他の肉の部分より高いのです。
脂は旨味!
夢中になるのも無理はありません。
レバーといえば一番なじみの深い「鶏レバー」のコレステロール値は鶏ムネ肉の5倍です!!
とはいえ、「レバー」ならではの希少栄養が摂れるのも事実。
細胞の老化を予防するミネラルを多く含み、「眼」の機能に影響するビタミン、ビタミンA(レチノール)が豊富!
ですが、豊富すぎるのも難点なのです。
例えば豚のレバー100gには約13,000ugのビタミンA(レチノール)が含まれてますが、10kgのワンちゃんの場合、豚レバーわずか数gで1日の所要量を満たしてしまうんです!!
これどんなに危険なことかわかりますか?
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、ビタミンCみたいに尿で出ていかないんです。
ってことは体に蓄積されて溜まってしまうビタミンなのです。
適量はごくわずかな量しかありません。
完全栄養食であるドッグフードを食べてるワンちゃんが、おやつでもレバーを食べてたら過剰も過剰!!
取りすぎになります。
「レバーは体にいいんだよ」を鵜呑みにしないでくださいね!
決して無条件に与えていい食材ではないので気をつけてましょう!!