飼い主の責任〜長寿丸の変化から思ったこと

飼い主の不調を見守る

先日、実家に帰って風邪をひいてしまいました。私の実家は福島よりなので寒いのです。

私の不調に連動して、ここ数日なんとなく元気がなかった長寿丸。散歩も行きたがらないし、行っても速攻で帰ってきてしまう。私は和室に寝ていたから、襖をそーっと開けてみると、しょっちゅう目が合う!

横たわったままこちらをじっと見ていたりする。近づきもせず遠巻きに気配を感じてる、そんな感じ。「犬はいつも飼い主を見てるよ」と聞いたことがあるけど、自分が気づこうとしてなかっただけだったのか……。今更ながらいじらしくなる

実家から戻った翌朝。スリッパを履こうとすると、ありえないほどびっしょり濡れていて「ぎゃ汚っ!!」って騒いでしまったけれど、どうやら長寿丸が早朝から部屋の前で舐めまくっていたらしく……。自分を反省しましたよー。犬は犬なりに飼い主に気を使って、たぶん心配もしてるんですね。

長寿丸は柴なので普段はややクールな関係です。抱かせないし、気まぐれだし、無視するし、ものの見事に勝手だし、調子いいし、時に凶暴だし。それでも犬なりの愛情で慕ってくれていました。

ペットがくれる大切なもの

犬であれ、猫であれ、ウサギであれ、その他なんであれ、ペットから目に見えない大きなものをもらっていますね。まあるい穏やかな気持ちかな。

話が逸れますが、私は長寿丸を迎えてからありとあらゆる動物が犬に見えてしまって仕方がなかったことがあるんです。遊覧船に乗り飛ぶカモメにさえ「長寿丸!?」なんて叫んだこともあるくらい。

〝ペットを飼っている〟なんて言って私たちはつい飼い主ぶっちゃうけど、ハートをギュギュッと鷲掴みされてるなと感じています。

〝癒し〟よりも、もっと次元を超えた大きなものを惜しみなくくれるのがペットだなと思っています。

ここ数日、長寿丸はずっと寝そべって、眠るか窓の外を見ているかばかりで、夫にもいつものように「遊んで」をせがみませんでした。夫は長寿丸のことを〝真性マザコン犬〟と言います。そんな姿を見て、飼い主は健康でいなきゃ!!と改めて元気のありがたみを感じました。

季節の変わり目です皆様もどうぞご自愛を。

やっぱり長寿丸にはアウトドアが似合う!!

\ thanks for sharing! /